カール・フォン・リンネの案内で、興味あふれる、 発見する喜びに満ちた、そ して知識欲を掻き立ててくれる、そのようなわくわくする旅に出かけましょう。
そしてリンネの時代を起点とし、現在と過去について考えてみる機会を持ちまし ょう。また特定のテーマを深く掘り下げ、幅広い総合研究を行ってください。
リンネ学校教育プロジェクトは国立リンネ委員会がリンネの生誕300年を 記念して行う五大プロジェクトの一環です。このプロジェクトは自然科学を含 む総合研究に役立つ知識やヒントを提供し、スウェーデン国内のすべての学校を 鼓舞することを目的として、国立リンネ委員会、スウェーデン学校教育発展庁、
スウェーデン学校生物学・生物工学センターが運営しています。
この本は、プロジェクト「リンネの教え」シリーズの一部です。リンネの生 涯と業績、そして彼の生きた時代を起点として、私たちの現在と将来について考 え、またリンネと同じく、自分自身の目で観察してもらうことを目的としていま す。各章の冒頭では、最初に物語でリンネに出会い、さらに詳細に記したリンネ の短い文が掲載されています。
「リンネの教え」とその付随資料は、スウェーデン学校生物学・生物工学セン ターのウェブサイトからダウンロードすることができます。
www.bioresurs.uu.se/skolprojektlinne リンネの旅行記は18世紀スウェーデンのスナ
ップ写真であるということができます。彼は 服装、習慣、食事、病気、建物、動植物な ど、ありとあらゆることを詳細に書き記しま した。それらは私たちの現代の生活のあり方 を興味深く考えさせるものです。
リンネのスウェー デン旅行
1732年のラップランド地方への旅 1734年のダーラナ地方への旅
1741年のエーランド島とゴットランド島への旅 1746年のヴェステルヨートランド地方への旅 1749年のスコーネ地方への旅
リンネの教え
知識へのインスピレーション
カール・フォン・リンネは、その時代を代表する最も優 れた科学者でしたが、現在では母国スウェーデンだけではな く、世界中で彼の名前は知られています。リンネは、学生た ちの知識欲を駆り立て、心躍らせる技に秀出ていました。
好奇心を抱き、発見し、新しい知識を得るということは 将来のために重要なことであります。
私自身、自然界の多様性に魅了されています。リンネの精 神に則り、自然科学が幅広く関連している学校という場にお いて、研究心を高め、専門的また学際的研究を奨励すること を目的とするリンネ学校教育プロジェクト、このプロジェク トから大いに刺激を受けていただきたいと願っております。
スウェーデン王国 ヴィクトリア皇太子殿下
ユッカスヤルヴィ
トーネオ ケミ ケンギス
エーヴェルトーネオ カーリックス
ピテオ ルレオ リョールスタード
ヴィリハウレ
クヴィックヨック ヨックモック
ヴィッタンギ チョモティス
ヴァッレヴァーレ
シェレフテオ リクセレ
リックスミーレン
ウメオ
ヘネサンド スキューレベリエット
スンズヴァル
ノルヴィクッレン
フディクスヴァル イッゲスンド ハムロンゲ
イェヴレ エルヴカーレビー
ウレオボリィ
リミンカ
ヴァーサ
オーボ
グリスレハムン イードレ
ステージャン
ヘーデン セーナ
セーレン マールング
オッシャ レットヴィーク
ガグネフ エルヴダーレン
ノース
フェーリングスブロー カールスタード
ヨーテボリ ボロース リードシェーピング ウッデヴァッラ
フレンデフォシュ
トロルヘッタン アリングソース
エーレブロー
ウプサラ
ヨンシェーピング
フォーレー
エステルガーン
ホーブリイ ヴィスビー ホーン
オース カルマル
ボリイホルム
フェリエスターデン ヘーグビー
ローマ・クロステル エクシェー ブンゲ
ヴェクシェー ロースフルト
ヴァードステナ
リン シ ェ ー ピ ング
ニーシェーピング セーデルテリエ
シムリスハムン クッレン
ルンド
イースタード スカネール
マルメ トレレボリィ
ロッシェー ヘルシンボリ
クリシャンスタード オッレスタード